ARUKUUUN! vol.1:横浜中華街の魅力を、街ぶら&ゴミ拾いしながら再発見
街ぶら&ゴミ拾いをしながらその街の魅力を再発見するARUKUUUN!(あるくーん!)
海さくら代表・古澤純一郎と、俳優・多田直人が体当たりでお届けします!
第1回は、横浜スタジアム周辺から、元町・中華街の方へ。中華街では、ゴミ拾いのトングに匠の技で模様を掘ってもらったり、ご飯を食べながら食レポに挑戦してみたり、スター性を占ってもらったり......。
お店をめぐりながら、途中でゴミ拾いをする、楽しい1日の始まりです!
本文
「はじまりました、ARUKUUUN!(あるくーん!)。この番組はですね、いろんな街をゴミ拾い、そして食べ歩きなどをしながら、この街の魅力を再発見していこうという番組です」
「お相手は私、俳優をやっております多田直人です。そして......」
「海さくら、江ノ島の神奈川県で目指せ日本一楽しいゴミ拾いやっています、海さくら代表の古澤です」
「よろしくお願いします」
「今日は、横浜スタジアム周辺から、元町・中華街の方へ歩いていきたいと思います」
「おいしいものを途中で食べたりしてね」
「そうですね、いろんなお店めぐりたいですね」
「では、古澤さん行きましょう、号令お願いします!」
「わかりました。Let's ARUKUUUN!」
「スタジアム周りは、キレイだね」
「1回目からゴミをあまり拾えないっていう可能性もありますけど......」
「良いことだよね」
「全然いいです。それはそれで、僕ら本望ですから」
「これ危ないじゃない。これ、直人がこの前食べたやつじゃないの?」
「何で僕のゴミが......でも、ゴミっていうのは回り回ってね、いきますから」
「ヤラセのように大きいビニール袋が普通に落ちてましたね」
「ここで試合見るとね、海風がすごく気持ちいいのよ。それでビール飲みながら野球観戦」
「プロ野球も開幕しましたからね」
「あ、またタバコのフィルター。さっきと同じ種類。フィルターがね、排水溝に落ちたら海に行っちゃうんだよね」
「やはり、タバコが多いですね」
「こうやって川のせせらぎをね、眺めながらゴミ拾いするっていうのもいいじゃないですか。マイペースで行きましょう」
「さあ来ました。ここが中華街です」
「ありますね」「飴玉の袋?」「そうですね、何かガムの」
「海には、タバコのフィルターとか飴玉の袋とかが、排水溝に落ちてね、たくさん流れてくる。やっぱり、たくさんあるもんね」
「ありますね」
「街がキレイにならないと、海がキレイにならないっていうね」
「またフィルター、フィルターばっかりだな」
「行きます? 世界チャンピオン」
「ちょっと行ってみましょうか」
「こんにちは、世界一という看板を掲げられているんですけど、その看板に偽りはないですか?」
「はい、正しいです」
「オススメはどれですか?」
「やっぱり看板にもなっている世界チャンピオンの肉まんです」
「もうね、まず熱々なの!」
「おいしい!」「うまっ!」
「具がたくさん入ってて」
「確かに何か味も濃い気がしますね」
「ここのお店の名前は?」
「皇朝という名前です」
「おいしかった。ありがとうございます!」
「今から、こちらのお店で、このトングに掘ってもらいましょう」
「何ということでしょう。シンプルなブルートングが匠の手によって、かっこいいブルートングに生まれ変わりました」
「直人、お腹へった」
「お腹へりましたね」
「あれ古澤さん、ここどうですか?」
「海の源?」
「まさに我々にうってつけのお店なんじゃないでしょうか?」
「海の源、酒の家。まさに俺らの店だ」
「お腹へったんで、ご飯食べましょう」
「ここの海源酒家さんのオススメは何ですか?」
「小籠包がけっこう人気あります。北京ダックも、けっこう美味しいって評判です」
「来ました、エビチリです」「いただきます」
「プリッとしてるね」「出た、エビの食レポの王道」
「横浜スタジアムからここまで、どうだった? ゴミ拾い」
「さすがにスタジアム周辺はキレイでしたね」
「でもやっぱり花壇とか、公園を一歩出た道路ですか。そういう所には、タバコのフィルターが多かったですね」
「中華街も目に見えているところには、あまり落ちてないんですけど、道の端っことか、そういう所にやっぱり細かいゴミが落ちてますね」
「小籠包が来ました。上の段がカニ、下の段が豚です。早速いただきます」
「熱いから、気をつけてね」
「北京ダック来ました。あー、おいしそう。いただきます」
「おいしいです。食レポって難しいですね」
「食べてる間にどうやら、降ってた雨もやみましたので、もうちょっとだけゴミ拾いしていきましょう」
「ちょっと裏通り行ってみる?」
「うわ、やばい。タバコの宝庫だ。片付けちゃおう」
「これ、飴玉の袋。これが海に多いのよ。すごく多いの飴玉の袋と、タバコのフィルター。こうやって街でちょっとでも拾うと海に行かないから」
「ちょっと占い行ってみる?」
鑑定中......
「すごいオーラを持ってる人とか、ぼく俳優ですけど、スター性のある人ってのは、パッと見ただけで分かるんですって、でも僕の手を見て『中』だと」
「さあ、中華街はこんな感じですかね」
「どうでしたか、今日1日、ゴミ拾いやったり、それからいろんなお店行ってみましたけど」
「いろんなお店を行きながら、ただその途中でゴミ拾いをするっていう、すごい楽しかったな」
「楽しかったですね、発見もありましたし、ゴミもたくさん拾えましたね」
「じゃあ、今日のゴミのまとめをお願いします」
「中華街でゴミを拾わせてもらいましたけど、タバコのフィルターがすごく多かったね。やっぱり道路の端っこの隠れた所に、たくさんあったなあと。それがね、排水溝から海に行っちゃうということを、多くの人に知ってもらいたいなと思いました。街のゴミが海に行くことを忘れないでもらいたいね」
「ありがとうございました」